リーフレット「放射線等について学ぼう」についての陳情

当会より、横浜市教育委員会に以下の陳情書を提出する予定です。

ご賛同いただける方は、下のダウンロードより署名用紙のダウンロードと署名の送付をお願いいたします。

 

署名の第1回目の締切日は、1月31日午後3時とさせていただきます。

署名の第2回目の締め切りは、2月10日の正午とさせていただきます。

 

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

陳情項目

  1. 掲題のリーフレットには、
    「放射性物質が決められた量より多く入ったりした水や食べ物をとらないように気をつける」
    という記述がありますが、
    被ばくに対する閾値(しきいち)は存在しないので、
    摂取しても安全だと「決められた量」は存在しません
    授業の中で、被ばくに閾値がないことを説明しながら、
    リーフレットから「決められた量より」の8字を削除していただきたく陳情いたします。


  2. 政府の暫定規制値があくまでも暫定(一時的なもの)であることや、
    4月から大幅に変更される予定の基準であることについても、
    3月までの授業の中で扱っていただきたいと考えます。
    暫定規制値が緊急一時的な規制値であり、
    『安全であると保証された量ではないこと』について、
    子どもたちが正しく理解できるようにご指導いただけますよう陳情いたします。

陳情の経緯

 福島第一原子力発電所事故由来の放射性物質が人体にどのような影響を与えるのかについては、専門家によって見解が分かれるところですし、どのくらいの範囲にどの程度の影響を及ぼすのかについては、
時が経ってみないと誰にもわからないというのが実情です。

 

 掲題のリーフレットに記載された『決められた量』は、政府の暫定規制値を意味するものと理解しておりますが、平成23年11月8日の衆議院予算委員会答弁において、枝野幸男経済産業大臣(元官房長官)が、

政府の暫定規制値は、
 1年間食べ続けた場合に健康に影響が出る可能性のある数値を基準に定めた基準である

と述べておりますので、政府の暫定規制値は、正しくは『食べてもいい量(基準)』ではなく『食べ続けてはいけない量(基準)』です。



また、枝野幸男経済産業大臣の同答弁によると

(政府の暫定規制値は)万が一、一度か二度、そういったものを体内摂取したとしても、
 それは健康に影響を及ぼすものではない

ということでしたので、食べてもいいのは一度が二度だそうです。

 

枝野経済産業大臣が国会の委員会の席上で示した『暫定規制値の位置づけ』について、すべての子どもたちが正しく理解できるよう、教育委員会より各学校に指導していただきたいと願いますし、
各学校においては授業の中で先生たちから子どもたちへの的確な指導をお願いいたします。

 

署名用紙のダウンロード

リーフレット『放射線等について学ぼう』について 署名用紙
被ばくに閾値(しきいち)がないことや、
政府の暫定規制値が4月から大幅に変更されることについて、
授業の中で扱ってもらうための陳情です。

ダウンロード後は、各自で印刷してご利用ください。
署名の送達は、原本が確実に届く手段でお願いいたします。(FAX不可)
8字削除の署名.pdf
PDFファイル 405.1 KB