横浜市による放射線量測定 幼稚園
横浜市では、園の規模を考慮して順次市立幼稚園の空間線量の測定を行っています。
園庭の5か所で地表50cmの空間線量(ガンマ線のみ)を測定した結果です。
今回の調査では、サーベイメータ(ガンマ線のみを測定する機種)と呼ばれる小型の簡易測定器で測定しています。
型名:RDS-30(Mirion Technologies社製)
線量率測定範囲:0.01μSv/h~100mSv/h
下記の表記の単位は、μSv/hです。
施設名称 | 所在地 |
最低値 |
最大値 |
測定日 | 天候 |
京浜横浜幼稚園 | 神奈川区西大口28 | 0.04 | 0.11 | H23.08.29 | |
捜真幼稚園 | 神奈川区栗田谷42-43 | 0.09 | 0.13 | H23.09.07 | 晴れ |
幸ヶ谷幼稚園 | 神奈川区幸ヶ谷2-6 |
0.10 |
0.16 |
H23.09.09 | 晴れ |
白幡幼稚園 | 神奈川区白幡上町17-26 | 0.08 | 0.11 | H23.09.12 | 晴れ |
(お問い合わせは)
横浜市こども青少年局子育て支援課
電話045(671)2084 ファクス045(663)1925
(受付時間:月~金曜日、8:45~17:15)
国の基準では、一般人の公衆被曝の限度は1年に1ミリシーベルトまでです。
1時間当たりにすると、0.114μSv/hになります。
半減期8日の放射性ヨウ素は、3月に降った分はもう残っていません。
が、未だに横浜市の各所でヨウ素が検出されています。
今一番問題になっている放射性セシウムは、
ベータ線を出す核種です。
子供たちは、日々の生活の中で
放射性物質の混ざった土ぼこりを吸い、
放射性物質の混ざった砂で遊び、
放射性物質の混ざった砂で遊んだ手を口に運びます。
今、子供たち必要なことは、
ガンマ線の空間線量(外部被曝の目安)を知ることではなく、
ベータ線核種による内部被曝を防ぐことです。